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お祭りも楽しいよ!
クリスマスって言うと12月24、25日だけど、クリスマスシーズンは先に述べた様にクリスマス・イルミネーションが灯る11月下旬頃から新年あたりまでをさす(と思うのよ)。この期間はね、知る人ぞ知るお祭り大豊作期なのです。といっても地元の人が楽しむ村祭りのノリだけど、それだけに観光客目当ての暴利貪り人間なんて一人もいない。小さな村へ行くほど普段はシャイで外国人に口をきかない村人が「おらが村の祭りに日本から来てくれたてか? 嬉しいじゃないか!」と満面の笑みで歓迎してくれるのね。12月のヨーロッパはそりゃあ寒くて旅をするのも楽じゃない。でも村人達との心の触れ合いを持つにはこの時期のお祭りに出向くのが一番だと思います。
日照時間が極端に短くなる冬のスウェーデンでは光の聖人・聖ルシアを祭って春の訪れを祈るし、アルペン地方では聖ニクラウス(サンタクロース)の日に魔物と共に聖ニクラウスが山からおりてきて子供達にプレゼントを配る。ジュネーブではかつてフランスはサボイ公の夜討ちから街を死守した記念日に市民が中世のコスチュームを身にまとってかつての栄光を思い出し、チューリッヒでは子供の終業式に恒例だった子供達の悪戯がエスカレートするのを防ぐため教師が考案した苦肉の策蝋燭流しが見られる。もちろん新年だってあちこちで魔物みたいのが民家を祝福してまわります。
クリスマス・デコレーションの売り場
共通して言えるのは地元の人に愛され守られて来た行事だということ。キリスト教以外は全て抹消された宗教淘汰の時代にも、雪に埋もれた陸の孤島だったからこそ残った山岳宗教の名残がそこここで見受けられ、その起源は村人でさえわからないほど古い習慣だったりするのです。日本のナマハゲみたいのもあって「洋の東西を問わず、昔の人は同じ思考だったんだなあ・・・」なんて実感したり。
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